風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

冴えない日

梅雨入りしたらしい。太陽をずっと浴びないと鬱になりやすいようだが、パッとしない。梅雨があがると耐えがたい猛暑が来ると知っているのに、陽の光を恋しく思う梅雨がきた。

パソコンの中の社内ネットワークにつなげるためのソフトが不調でいつもやっている色々なことができない。息子はテストがあけて家に引き上げていた荷物を学校に持って行くとき、弁当箱を別カバンにわけて持ったら、そのカバンを電車に起き忘れてきてしまった。昼ごはん抜きになってしまったらしい。中学生ってなんだか何もかもが不安定で煮えきれない年頃だよな。人のために弁当のおかずを集めてやるとか、或いは自分で集めるとか、ほぼ他人のような5月の教室でそれをするのは酷だよね。

そんなわけで昼飯抜きの息子であった。

気づいたら88歳になっていた、という夢を見た。88歳になるのに気づかなかったとあう意味では、いい夢なのかもしれないが、夢の中ではかなり悲しかった。

息子の弁当箱を乗せたカバンはどこまで運ばれて、今どこにいるのだろう。どの電車に置いてきたのかもわからない息子も、なんと呑気なのだろう。でもこの呑気さは彼の武器でもあるのだ。