風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

Everything Everywhere all at once


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会社のK澤さんがおすすめしてくれたので、UNEXTで有料枠を使って視聴。

パラレルワールドのSFものであり、親子の愛を描いた家族ものでもある、中国の映画。正直、どういう話なのかわからなかった。どういう理由でそのように振る舞うのか、敵も味方もよくわからない。説明がない。説明不足なのだが、それでも説明なんてなくてもとにかく展開に身を任せて映像ドラッグを楽しくみていればいい、というタイプの作品。人には勧めない。

 

パラレルワールドって、もし自分がこの時に違う選択をしていたら、という感じで定義されて出てくるのだけれど、世界には100億近い人がいるわけで、その人たちの選択の分だけパラレルワールドがないと理屈としてはおかしい。いいや、動物も植物も判断しながら生きているので、それらの分だけパラレルワールドが存在するべきなので、そんなにたくさんのワールドが同時に並行して動いているなんてことは想像できないので、俺はパラレルワールドなんてないんだな、とこの映画を見て思った。世界線という言葉が、シュタインズゲートというゲームから流行るようになったが、これも主人公の選んだ選択肢で世界が別の世界に切り替わる、というお話だ。

お話としては面白いと思うけれども、上記のようなわけで、パラレルワールドなんてないんじゃないかなと思う。