長年阪神ファンをやっていて良かった（嘘）。
もともと小学生の頃から野球中継は見ていたし、ドカベンだって全巻読んでいる。だが、あんまり野球中継は見なくなっていたし、選手の名前と顔もいまだによくわかっていないのだけれど、今年の日本シリーズは非常に見応えがあって実に面白い。野球って面白いんだ、と再発見した人も多いのではないか。
仕事をさっさとたたんで第５戦を家で見ていた。勝てば３８年ぶりの日本シリーズ優勝とのこと。３８年前、ランディバースとか掛布が活躍した頃じゃないのか？ あれからまだ優勝していないのか・・。ということで、やや阪神を応援しつつ見ている。なので第５戦は大変面白く見ることができた。
なかなか点が取れないところで、２点負けているのに吉田監督が抑えのエースを投入（抑えのエースは普通は、勝っているときにそのまま勝ちきるときに投入する）。残りの２回で必ず点数をとるという構えを見せる。そして実際に８回に逆転。オリックスの監督も好調だったピッチャーを代えて、より盤石の構えでいくつもりだったのだろうけれど、裏目に出た。好調だったピッチャーはまだ８０球しか投げていないので、あと１イニング彼に投げさせた方がよかったのではないか、と。
見ていて無責任に采配のあれがよかったこれがよかった感想を言えるのが野球の特徴だ。阪神タイガースに勝ちきってほしいが、やはり、次はオリックスに勝ってもらって最終戦までもつれこんでファンを楽しませてほしい。
