風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

薫る花は凛と咲く

 

転生ものとか、エロ系とか、あるいは学園サバイバルものとか、ハーレムっぽく男女比が不自然なものとか、ジャンルが偏ってきていて漫画の世界も飽きてきていたのだが、ネットでふらりと読み始めたこの漫画が好きだ。

少女漫画のよいところがにじみまくっていて、読後感が気持ちよい。ヒロインもいい子だし、男の方もいいやつなのだ。いいやつといい子がいろいろな障害(学校同士が互いに相手を嫌っているという設定)を乗り越えて、次第に関係を深めていくという王道の構成だ。そういう点では昭和はこういう少女漫画だらけだったと思う。しかし、令和の今、こういう不器用でいろいろとうまくいかない中で、相手への好感をだんだんと深めていく話は読んでいてほっとする。

TSUTAYAで借りてこよう。