朝風呂に530に行く。ガラガラかと思いきや意外と人がいた。露天に入りいつも考え事をする。これまでの人生の選択について。選択できたとして、あの時に違う道を選んでいたらどうなったのだろう、と思う。そして今と大して変わらなかっただろうなと思う。
昨夜の満腹感が残っていて朝ごはんは食べきれないかと思ったが意外と入った。結の庄という宿とお別れ。
小さいワゴン車の送迎に乗ってバスターミナルへ。息子が何を思ったのか、なんでそう思ったのかは謎だが、オレはもう春休みは旅行に行かなくていいや、と、この旅の企画を頑張っているツマに行って旅行の雰囲気は台無しに。あーあ。
それはそれとして、オニヤンマが飛んでいる白川郷は米も実っていて、実に良いところだった。世俗から隔絶していてこういうところでリモートワークできたら、会社のゴタゴタした連絡に気持ちを振り回されなくていいいいなとおもった。
汗だくになって展望台に登り、家族3人の写真も収めた。展望台からの景色は写真などで見たことのあるアングル。実際に見てみるとなんとこころ和むところだろうと思う。
和田家で入って久しぶりにカイコを見た。
バスに乗って高山へ。クタクタなのでバスの中で爆睡。
高山で東急ホテルに荷物を預けて散歩。
高山ラーメンのしらなみ、という店の行列に加わりラーメンを食べる。ちょっとしょっぱいけど、美味しかった。お店が気持ちよかった。高山にはいい人しかいないらしい。
匠なんとかというところで8000円のまな板と、40円の布を買う。マウスパッドに帰宅したら貼り付けたいと思うくらいの手触り。まな板は胡桃の一枚板で形が正方形に近いので、野菜を切りやすそうなのが気に入った。宅配してもらった。
そして飛騨牛の寿司を食べた。4貫で1600円だけど、それだけのことはある。もうこれよりうまい肉寿司は食べられないだろう。
そして桃ジュースを飲んだ。一杯600円だが、桃そのものを飲んでいるようだった。飛騨桃というブランドがあるらしい。美味しかった。
晩ご飯は、飛騨牛と米という、あまり愛想のないおじいさんが一人で切り盛りしている店で朴葉焼きの飛騨牛をたべた。肉は火を通しても硬くならず、肉の脂も胃にもたれない。さすがのブランド肉。
原秀則の冬物語という40年くらいの前のラブコメ漫画の単行本をその店の棚に見かけて、すごく懐かしかった。
大浴場でまたのんびりと考え事。足がかなり痛くてこのままでは明日は心配だなと思ったが、なんとかなりそうだ。
折りたたみ傘の重たいやつをリュックに入れてきてしまったのだが、3日目にして全く雨にやられておらず、これは失敗だったらしい。こういうこともあるな。
ホテルの部屋のテレビがネットにつながるので、アベマの、世界の果てにひろゆき置いてきた、を視聴。