どれも、それが合理的だから、という理由でやっているのであって、いい人になりたいとかメンタル強くなりたいとか、そういうふわっとした感覚ではない。
1. 終わったことを何度も取り上げる
俺も大学生の頃はあのときああしていたら、と、シュミレートしたりするのが趣味のようによく考えて、時にはクヨクヨしたりした。ジジイになってきてもう取り返しがつかないと過去のことを悔やまなくなってから、いよいよ過ぎたことを取り上げて人を非難する無駄に意識がいくようになってきて、それから子供を育てていると否応なくそういうことがあるので、何かをなくしたとか壊した時には、今後そうならないようにすることだけ考える習慣が染み込んだ。終わったことを何度も悔やみたい気持ちがあることは俺も知っている。
2. 否定だけする
ここに置いたらダメ、そっちにいってはダメ、という指示は結局、建設的にどう指示したらいいのかを考えるのをサボっている怠慢だと思う。言われる方も戸惑うし、言う方もイライラが続く。
あそこの上に置いてくれ、と言えば良い。こちらに行ったらいい、と言えば良い。
見ないでと言わずに目をつぶって、という。
部屋を汚さないでと言わずに、ゴミをすぐにゴミ箱に入れなさい、という。
1日に何回もやってはダメと言わずに、やるのは2回までにしない、という。
あと、潜在意識は否定的な表現をうまく取れない、という話もある。ピンクの像だけは想像するな、といわれると、人は想像してしまうことを止められないので、うまくいかない。
3. 完全に期待する
やってくれると思ったのに、と言うことで腹を立てても仕方ない。期待通りにならない時には、何かそうなるしかない理由が必ずある。
それに腹を立てても仕方ないし、疲れるし、怒ると頭が悪くなる。なので、やってくれるかもな、くらいで少し期待するくらいにしてる。
電車も予定通り来るかもしれないし、タクシーは俺をちゃんと運んでくれるかもしれない。基本、世の中の事柄を何にも完全には信じてない。完全には期待しないでいる。そういうこともあるか、と、思っているので、すげえびっくりすることは少なめだ。
でもお腹すいていたり、眠かったりすると、これらも徹底できないので、自分も大したことはない。自分にも完全に期待はしていない。