風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

イングロリアス バスターズ

タランティーノ監督の第二次世界大戦のドイツ占領下のフランスを舞台にした復讐劇を描いた作品。タランティーノ監督の得意な、劇場的ドラマの盛り上げがしっかり効いていて、これだよね、と味合わせてくれる。始まりからして、ユダヤ人を匿っている男のところにドイツ人の密偵が来て、どこかにユダヤ人を隠してないか、ということを聞き出すのだが、そのやり取りがヒリヒリする。そんなヒリヒリするようなやり取りがいくつも出てくる。

主役はブラッドピットになるのかな。そんなに画面に出っ放しというわけでもないが、その人を食ったような小馬鹿にしたような存在感は相変わらずで、彼が出ている画面では彼に釘付けである。

 

プラッドピットは出ている映画によって、全然違うパーソナリティになっているように思う。話にも映像にもクセがあるので、万人向けとは言えないけれど、このクセを楽しめたのでオレは結構面白く見ることができた。