雰囲気と絵の作り方、そして音楽だけで見せてしまう、ルネ・クレマン(太陽がいっぱい)の映画。正直、物語はよくわからない。
謎の男を身を守るために殺した女性と、その女性に「なぜ殺したのだ?」と真相を迫る男の話だ。恐怖ものの皮を被った恋愛ものである。これは予告編ではなくて、映画のダイジェストなので見てしまうと話が全部わかってしまうかもしれん。そういう意味では見ない方がいいのかもしれない。しかし、ネタバレのようなものはこの話には特にない。なんでそうなったのか、ということについてはあまり理詰めで説明してくれないので、オレのように頭がちょっと堅い人間には話しについて行くのが大変だった。そんなわけで、よくわからないままに見終わってしまった。
話がわからなくてもちゃんと見れるというのは、映像と音楽が美しく、役者さんの演技につい食い入ってしまうからだ。