風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

分かち合う記憶

嫁は今日も2時間半かけて実家に。嫁の母はもう、昨日も今日もない世界を生きてるように聞こえる。あなた、週に何日来てるの?と、嫁に確認したらしい。

共通の記憶を共有できない人といるのは、なんとも味気ないことだろう。嫁を自分の娘と認識できない時すらあるようだ。

 

LINEで20年ぶりくらいに、その昔に片想いしていた女の子、今はもう立派なおばさんなのだが、と、会話したことを思い出す。こんなことがあったよね、と、自分が繰り出したエピソードはどれも彼女の記憶には残っていなかった。

 

そういうもんだよな、と、納得しつつも、少し残念だったことは否めない。