鬱とか、適応障害というのは、結局のところ脳みそに起こっている問題なので、脳みそに物理的に介在することで何か変化を与えることができるというのは道理だと思う。
気だるい悲しい気持ちに午後になりかけてきた時に、机の上にあったガムシロップを何の気なしに口を開いて舐めてみたところ、驚くくらいに脳みそが元気になってなんだか前向きな気持ちになれた。
鬱の初期の人にオススメしてみたい、ガムシロップ。
が、心療内科からもらった薬だ。
これで気持ちが塞いだり重苦しくなったりするのを防いでくれるらしい。
心の世界に物理的に干渉できるわけだ。世界は認知によってその人ごとに作られているわけで、それに干渉して、より楽観的で明るい認知になるように誘導してくれるわけだ。
結局、自分が抱いている世界観や物の見え方なんて、物理的な現象なのかもしれないと思えてくる。
それでも別に構わないのだけれど、そう割り切ってみると、自分が感じている感じ方は物質がもたらしたかりそめの世界なわけなので、それほどそれに拘泥して一喜一憂するのはできれば避けたいものだとは思う。