課長に昇進した、わけではない。
AmazonのUnlimited会員なら無料で読めるようになったということと、仕事柄、購買部の課長、という人たちと接することが多くなってきたので、そういう人たちは何を気にしているのだろうか、ということを知っておくのはこれからの仕事に役立つかもしれないと考えて、ちょっと手に取ることにした。
読んでみて大変面白かった。出世コースから完全にはずれてしまって、技術者路線、一匹狼路線をひた走っている自分としては、なるほど課長職というのはそういうことを期待されているのか、と学ぶことが多かった。特に、表紙にも書かれている、部署によって期待されているミッションがあるのだ、という図は、考えてみればごく当たり前なのだけれども、これまで意識したことがなかったので、反省させられた。
これは人にお勧めできる良い本だと思う。
自分もいつか課長になることがあったらもう1度読んでみたいと思うが、多分、そういう日はこないだろうな、という気もする。