風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

あるいて行くとぶつかるんだ:2日目

 

あるいて行くとぶつかるんだ (角川書店単行本)
 

 天気がとてもよくなったので、ヨメと息子と隣の駅まで歩いてみた。風もさわやかだし、道も気持ちがよい。歩いて30分くらいの隣の駅のブックオフで本を3冊くらい買った。息子には中学受験に出るかもしれないような問題を出しつつ。スピカは、何という星座の星か、とか、そんなことをクイズにしながら。

心を仕事から離していきたいので、仕事に関する本は一切なしである。ゲームを買うのも悪くないが、受験勉強で頑張っている息子を前にテレビゲームばかりやっている自分もなんだか情けない。そんな思いで見かけたのが、椎名誠の奇妙な体験を本にしたものだった。紀行文か、確かにこれはいい気分転換になりそうだ。

世界は広い、そして、世界の認知パターンは多様だ。ということを、読書によって思い出させてくれる。軽い鬱の人には、ぜひ紀行文をいろいろ読んでみて自分に合う作家を見つけて見て欲しい。

紀行文を読みなれてない人には、深夜特急シリーズがおすすめです。

家に帰ってから、永谷園の麻婆春雨をニラやもやしと炒めた。なかなかおいしい。それと餃子を焼いた。

食べ終わった後はまた眠った。寝てばかりだな、と思う。

まるで猫のようだ。食べて、そして本を読んだりして、やがていつの間にか寝る。1日の睡眠時間は9時間くらいになっているのではないか。

暇なので風呂に入って体を温めて、そうして暖まると冷たい板の間に横たわって、そうしてウトウトするのを待つ。その繰り返しだ。無為な一日になったが、それでいいのだろう。それがいいのだろう。

 

ナナメの夕暮れ (文春e-book)

ナナメの夕暮れ (文春e-book)

 

この本も読んでみた。

前に買ってあったのだが、ずっと読まずにいたので。

若林の言葉のセンスはすごかったのだが、この本はちょっとお薦めできない。内容の前にまず読みにくい。読みながら、こういう意味かなと思って読んでいたら、違う意味だったりすることが多く、接続詞が足りなかったり、形容詞が変なところについていたりするからだ。

急いで文章を集めて本にして出した、感がある。

書いてある内容にはあちこちに光るものを感じたのだけれど。