風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

雀鬼サマへの道

 

 Kindle Unlimitedで読み放題になっていたので、読んでみた。

雀鬼サマというのは、伝説の麻雀打ちの桜井章一氏のこと。20年間無敗だったという彼は「運」とは何か、運とはどのように作っていくものなのか、についても様々な本を出している。運とは何かについて興味がある俺は彼の本を5~6冊は読んでいる。

この本では、桜井章一氏がどのように状況に即して麻雀を打つのか、によって、どのように運を組み立てていくのか、が、わかるようになっている非常に貴重な本だ。

結論を書くと、運というのは「おろそかにしないこと」の積み重ねでくみ上げていくもの、ということがよくわかる。

あの役がある、この役もある、ということを漏らさずににらんで、浮かれずに、かといって腐りもせずに、今やるべきことについて構想を練って、それにむかって頑張っていく。そういうことの繰り返しの中で運は作られていくのだ、ということを、局面ごとに雀鬼が何を考えて何を切るのかを漫画で読むことで理解していくことが出来る。