風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

深夜特急

沢木耕太郎の代表作をヤフオクで安く全巻仕入れた。全6巻を頭から読み始めた。前に読んだのは25歳くらいで前の会社にいたときだ。

その頃は海外旅行の経験は今よりもずっと少なくて、敦煌への旅を10日くらいしただけだった。あとは母親といったアメリカの西海岸10日くらいの旅。

 

今は50歳を過ぎていて、前に読んだ時から仕事などであちこちに海外出張している。

ニュールンベルク ドイツ

ハイデルベルグ ドイツ

ピッツバーグ アメリ

シンガポール

ブキビンタン マレーシア

シドニー オーストラリア

プーケット タイ

インドネシア

ベトナム

杭州 中国

 

このおかげでアジアの雑然とした様子や景色の中で小説の描写に引きずられて思い出せるものがある。小説を読みながら、あれみたいな感じだな、と描ける像がある。なので前に読んだ時よりも面白く感じるのは発見だった。

これが人生経験の差というやつか。

かつて読んだはずの小説の面白さがアップしている。読みながら、わかる気がする、と感じるいうのが小説を読む楽しさだよな。忘れていた。

 

年をとってからの方が小説は味わい深いのかもしれない。