風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

55歳からのハローライフ

 

55歳、は、俺の今の年だが、特殊な年なのだろうか。

55歳でAmazonを検索すると10冊くらい見つかる。55歳で俺も自分の人生を見直すべく長い休みをもらっている。定年退職まであと10年。両親はまだありがたいことに健在だが、覚悟はしなくてはならない年齢に達している。

この本には、いろいろな中年が出てくる。それぞれが自分の人生と戦っている。生きることに精一杯の男性、老いてしまう前に夫と違う男性と知り合ってみたいと結婚相談所に行く女性、いろいろ出てくる。

ハローワーク」ではなく、人生に出会う話ばかりなので「ハローライフ」になっている。

俺も糖尿病と診断されて食生活を見直し始めた。いろいろなことを見直し始めるべき年齢なのだろう。

ドラクエでいえば装備も立派になってお金もそこそこ蓄えができて、いよいよ終盤のボスとの戦いの準備を始めるところだろう。

 

どの話にも感情移入がしやすくて面白く読めた。