風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

kids return


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映画の会で「青春」というテーマで紹介された映画。確かに若者たちの青春という意味では、いろいろな人たちの青春時代を切り取った映画だったと思うが、北野武の映画はどれも説明が俺には足りない。何があったの?なんでこんなことになったの?誰がやったの?など、全然説明しない。そこがいいところなのかもしれないけれど、わかる人にはわかるだろうという投げ出したような感じが俺にはどうも不親切で、映画は芸術でもあるけれど時間を使ってみている人にとっての気晴らしや娯楽でもあるので、道路を踏み外していたタクシーは何だったのか、撃たれていた人は誰だったのか、などなどもうちょっとわかるように親切に描いてほしかった。

彼の映画は俺にはあわないんだな、と再確認してしまった。

今まで「あの夏」「HANABI」「アウトレイジ」など見たけれど、どれも、なんでこうなるんだろうか、という気持ちになることが多かった。

作家性の強い監督なので、合う、合わない、はあるよね。