風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

死刑台のエレベーター

 フランスの映画。ルイ・マル監督のデビュー作らしい。

 恋愛もののような犯罪もののような、ちょっと分類しにくい映画。社長夫人と不倫している部下の男が社長を殺す。完全犯罪のはずだったが、事件現場に戻ろうとしている途中で彼が乗っていたエレベータが止まってしまい、しかも彼が乗り付けていた高級自動車を、彼のことをうらやんでいる若者が盗んでどこかにいってしまい、状況がややこしくなる。エレベータに閉じ込められているとは知らずに、彼のことを探して社長夫人は夜通し夜の街をさまよう。


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 なんだか展開を知っているなあと思いながら見たので、2回目の視聴であろう。それなのに物語の結末をずっと思い出せずに見ていた。そうしてなんと素晴らしいラスト。これか、これだったか、と思いながらラストを楽しむことができた。もう忘れないと思うのだけれどどうだろうか。

 見たことない人には是非見てほしい。サックスもかっこいい!