風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

当世病気道楽

別役実という演劇作家が嘘まみれでふざけて書いている、病気の楽しみ方という本だが、ふざけたことを書いているのだが5%くらい、ん、そういうところも確かにあるかも、と思わせてくれる。絶版になっているのでネットでわざわざ取り寄せた。

全部で30くらいの病気が載っていて、最初の章は、風邪、について。次は、腹痛。そのあとにも続々と病気の文学的な意味、社会的なニュアンスを嘘の引用を交えて紹介してくれる。大学生くらいの頃に面白がって読んだのだが、今読んでも結構面白い。