午前中に産業医の面談をしてもらった。
家の近くのメンタルヘルスクリニックに行って診断書をもらおうと思ったが、こういうベッドタウンの心療内科はそういうものをすんなり出さないらしい。そして何より予約がしにくい。1週間先まで予約でいっぱいらしい。
神保町の5年前にお世話になったメンタルヘルスは病院の待合室のイメージが陰鬱で、先生も冷たい印象だったので行き渋っていたが、すんなりと予約が取れたので夕方にそこにいくことにした。都会の心療内科は診断書ををつるんと出してくれる。
お昼は日の当たるところに布団を敷いて昼寝。寝てばかりいる。夜はそのせいか変な時刻に起きてしまう。
夕方に神保町の心療内科に行って感心した。待合室がなんだか明るくなっている。前にここにきた時は、かなりボロボロで知らないうちに涙が出てくるような水準までやられてしまったので、待合室に対する認知も影響を受けて、暗くて陰惨なものに思えたのだろう。
先生も普通に親切で良い先生だった。かつては心が病んでいたのでもっと親身になって欲しかったのだろう。今日は、何か最近見たもので面白かったものは、と急に聞かれたので、葬送のフリーレン、と咄嗟に答えたら先生も偶然フリーレンが好きだったので、少し盛り上がるくらいだった。
心療内科の評価でネットレビューで酷いのを見かけるが、心を病んでる人のレビューも混ざっていることに気をつけたほうがよかろう。
九段下から神楽坂まで歩いて、五十番の肉まんを買う。夜の都会の街を歩きながら聴く、竹内まりやは最高だった。音楽を楽しめている。どうやらオレはうつ病にはなっていないようだ。
帰りも無理をして同じ道を、神楽坂から九段下まで歩いた。往復で1時間くらいか。足がさすがにくたびれたが、筋肉の疲れがなんだか少しメンタルをしっかりさせてくれたように感じた。鬱の人は少し足が疲れるくらいの散歩をすると良いと思う。
神楽坂にはたくさんラーメン屋ができていて、オレが住んでいた頃にこうなっていたらもっと食べてまわっただろうなと思った。
これで無事に診断書も手に入れた。
イメージしていたかたちに近い手順で事柄が進んでいる。