風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

罰ゲーム化する管理職

 

今回適応障害の発端になったのは上長の圧だったわけだが、上長が圧をかけたのは上長にも心の余裕がなかったからだろうと思えるわけで、管理職というのは何がそんなに大変で、どうして心の余裕が持てないのだろうか、について少し勉強してみようと思って手に取った一冊。

この本の内容が正しいのか自分にどれくらい役に立つのかわからないけれど、管理職の人のストレスや大変さを少しわかっていると、管理職と接するときに、その発言の意図や背景をこれまでよりももっと立体的に深くとらえることができるようになり、言われてしまう自分軸ではなく、言ってしまう上長軸、で客観的に事柄をとらえることができるようになるかもしれない。

本としても平易で読みやすく、構成も、状況説明→問題提起→解決案の提示となっていてわかりやすいのでオススメできる。