風紋

外資系のソフト会社 コンサル職のおっさんの日々

春の嵐

天候は不安定で、ゴールデンウィーク間近なのに、こんなに肌寒くてよいのかと不安になる。

コロナで外出はほとんどしていない。

ヨメの発案で作業をするところを北の日の当たらない部屋から、南の和室に切り替えた。その方が身体にも、そして心にも良かろうということで。日に当たらない方が鬱病のリスクが高まるからだ。確かに少し前向きな気持ちで取り組めている気がする。

そんな中でも、プロマネから報告の数字がおかしいという連絡があり、そしてそのプロマネには恐怖を植えつけられているので、その人からのメールが来ているのを見るだけで手に汗をかく。彼はかつてほどは俺に対して攻撃的でなくなっているのだが、それでもやはり俺は彼からの連絡があると、何だか具合が悪くなる。

そんな最中に、ヨメのお母さんの急な発熱の知らせ。こんな時世に発熱という不安と、それからヨメのお母さんもかなり弱っているので、彼女の命に対する不安が心をかき乱す。

ヨメも頑張って内職を続けていたが。

そして俺の母親が骨折したという連絡が重なり、まるで世の中にいじめられているようにすら感じる。

ヨメのお母さんは無事に入院できたし、俺の仕事の上の混乱も、一緒に働いている人たちのフォローでどうにかなった。

ほんとにギリギリ、徳俵で踏ん張れた感じだ。

 

ありがたいことに息子は淡々と勉強したり遊んだりをしている。ヨメも俺も病気にはなっていない。ヨメはずっと頭痛を朝訴えているし、俺はずっと下痢気味だけれど。

なんとかなってよかった。

 

こういうときに俺は見えない力に守られているな、と、勝手に思う。ありがとう、また、助けてくれたんだね、と感謝する。