10年くらい前に読んだ、同じ作者の「LOVE理論」は男性が女性を口説くためにどうしたらいいのか、について、例の象のガネーシャが人生についてガイドする「夢を叶えるゾウ」の作者でもある水野敬也が書いたもので、かなり決めつけがきつかったが、読み物として面白かったし、そうかもしれないなと頷けるものがあった。
この手の本は「男とはこういうものだ」「女とはこういうものだ」という決めつけが強いので、書いてあることがいつでも万人に通用するわけではないと思うが、しかし決めつけが強くて一貫性があるので読みやすいし、わかりやすい。
その女性版がAmzonで無料で読めたので読んでみた。男性視点で見て「男とはこういうものだ」という書きっぷりにどれくらい違和感があるかを確認してみたわけだが、全然違和感がなかった。
自分は男だし、四捨五入したら還暦になるおっさんなので、読んで得られた知識を使うところはないわけだが、読み物としては気持ちよく読めた。